新型オリエント急行の模型が、パリ美術装飾博物館の大ホールに登場

パリの美術装飾博物館で開催されている展覧会「1925–2025 アール・デコ100年」は、伝説の列車オリエント急行を通して、デザインの歴史と未来を結びつけています。伝統と革新を融合させたその展示は、社会・建築・テクノロジーの交差点を体感できる貴重な機会です。
飛鳥Ⅲで味わう静かな贅沢|日本の技術が支える上質な船旅

2025年就航の飛鳥Ⅲは、派手さより静粛性・省エネ・運航ITで魅せます。廃熱回収や陸電、AI分散と音・光・動線の緻密設計が上質な体験を生み出します。
フォンテーヌブローの森に隠された「幻の駅」

パリ近郊の森の中に、週末だけ姿をあらわす秘密の停留場があります。
コンコルドが国の重要文化財に指定、超音速旅客機の後継機は?

1960年代に誕生し、世界で初めて商業運航を成功させた超音速旅客機「コンコルド」のデルタ翼とドロップノーズを備えた優雅な姿は、当時の航空ファンに“空のコンセプトカー”と形容され、退役から20年以上経た今日でも伝説的な存在です。2003年に滑走路から退きましたが、2025年5月に、国の重要文化財となることが発表されました。
エアバスが低コストの対ドローン防衛システム「LOAD」を発表

エアバスは2025年3月25日からドイツのボンで開催されているDWT Unmanned Systems Xで、従来の迎撃用ミサイルに比較して安価で再利用が可能な低コストの防空ドローン、LOAD(Low-Cost Air Defense)を発表しました。これは、他のドローンを無力化するために設計された新しい再利用可能なドローンのコンセプトです。
エアバスの軍用輸送機 A400M

エアバスは民間航空機メーカーとして有名ですが、軍用航空機の分野でも重要な役割を果たしています。その中でも、A400Mは現代の軍事輸送における「空飛ぶスイスアーミーナイフ」と呼ばれるほど、フランス空軍にとって不可欠な多用途輸送機となっています。生産システムは年間20機の納入を想定して設計されているものの、現在の受注残は48機であり、生産の安定化が課題となっています。また最近のヨーロッパの安全保障環境の変化により、受注が増加することが予想されています。
エアバスサミット 2025

航空機メーカーのエアバスが2025年3月24-25、「Airbus Summit 2025」にて未来の航空技術に関する画期的な構想を明らかにしました。環境負荷軽減を目的に、燃料効率の向上やCO2排出量削減を見据えた3つの主要技術が注目を集めています。
水素飛行機による世界一周飛行計画

「Climate Impulse」プロジェクトは、液体水素を燃料とする航空機による世界一周飛行という壮大な目標を掲げ、技術的な課題、資金調達、安全性の確保など、多くのハードルを抱えながらも、CO2排出ゼロの航空輸送の未来を切り開く可能性を秘めた画期的な試みです。ラファエル・ディネリとベルトラン・ピカールという二人の経験豊富なパイオニアのリーダーシップの下、航空宇宙産業の支援を受けながら、2028年の世界一周飛行実現に向けて着実に進んでいます。
Mireo Plus Hで進むドイツの水素列車導入

シーメンスの水素列車 Mireo Plus H は、ベルリン北部のハイデクラウトバーンとバイエルンで定期運行中です。折返し約15分の水素補給と長距離航続を前提に通常ダイヤへ組み込まれており、沿線では再生可能エネルギー由来の供給体制の整備も進んでいます。
カルロス・ゴーン氏の豪華なヨット「シャチョウ」がついに日産に返還される!

カルロス・ゴーンと彼の妻カロール・ナハス・ゴーンが、かつて「シャチョウ」と呼ばれていた豪華ヨットに乗ることはもうありません。イタリア北部の造船所で設計された37メートルの白く美しいヨットは、ついに日産に返還されました。